朋夏に促されて席についた委員長は、ようやく自分を取り戻したようだった。部室をぐるりと見回し、そして僕と目が合った。 「平山君……」 「はい、ご無沙汰しております」 「ご無沙汰って……一日しか経っていません!」 「す、すみません!」 確かに言葉の選択…
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