二次創作小説「水平線の、その先へ」

当ブログは二次創作小説(原作:水平線まで何マイル?)を掲載しています。最初から読みたい方は1章をクリックしてください。

2020-10-22から1日間の記事一覧

4章 途切れた絆を 縒り直し(3)

時は瞬く間に過ぎ、時計の針が正午を指した。最初の工程が終り、一息つく。 「平山先輩、名香野先輩、お疲れ様でした。お昼にしましょう」 湖景ちゃんが、いつみても小さなお弁当箱を開いた。毎朝、自分で作ってくるらしい。しかし、こんな弁当箱では胃の半…