二次創作小説「水平線の、その先へ」

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2021-01-11から1日間の記事一覧

9章 想いは一つの 羽となり(9)

愁眉を開く、とはまさにこのことだろう。いや、瞬間的に愁眉を開けたのは会長と教官、湖景ちゃんの三人だ。僕と、言いだしっぺの朋夏は、話が理解できていない。 「いける……姉さん、それいけますよ!」 「なるほど、ワイヤの代わりに光ファイバーを使うんだ…