二次創作小説「水平線の、その先へ」

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【閑話休題・給電着陸5】

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 ようやく飛行機作りが軌道に乗りました。展開の遅さがずっと気になっていましたが、ここまで来ると筆者もひと安心です。

 とはいえ後から読み返すと、構成の問題も見えてきます。4章の最後に「キャラ贔屓ではなく」と書いてその通りなのですが、途中参加の陽向の存在が、このあたりから急に大きくなっています。今にして思えば前半に陽向に比重をかけ過ぎていて、小説全体のバランスが崩れていますね。

 好きな話を書く時は夢中ですが、欠点に気づくために、時に小説を突き放す時間も作ります。今回の作品は10年近く前に完成したものなので、アップ前に気づいた点の修正は行っていますが、今さら全体の再構成はできません。当時の技量不足ですが、所蔵目的でアップした作品ですのでそのまま掲載し、もし小説書きをめざす人がいらっしゃれば反面教師にしていただければと思います。

 次章は途中から、こうしたゲームでお約束の展開が入ります。話が横道に入るので、飛行機を中心に読みたい方は途中を読み飛ばしても、問題なくフライトに戻れます。この手の舞台設定が好きな方は、引き続きお楽しみください。