二次創作小説「水平線の、その先へ」

当ブログは二次創作小説(原作:水平線まで何マイル?)を掲載しています。最初から読みたい方は1章をクリックしてください。

【閑話休題・給電着陸2】

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 無事2章が終わりました。やっと前振りが終了です。普通の小説なら1章以内で処理すべき内容ですね。この小説は17章あるので適正割合か……とも思いますが、書き手が勝手に盛り上がっても読み手はついてきません。もちろんゲームシナリオなら何の問題もないスピードですが。

 それでも序盤に書いてきた伏線や物語作りの技法や表現法は今、とても役に立っています。小説を頭から書かなくてもいい、と覚えたのもこの時ですね。この物語は書きたいと思った場面から書き、後から話をつないで完成させています。

 小説を書き始めると頭から順繰りに書こうとしがちですが、やはり気の乗らない場面はあって、そこで詰まると全体が書けなくなります。きょうは2章、明日は5章と、わざと章を飛ばして書いて、気分転換すると毎日続きます。

 小説一冊書くのはしんどいですが全体を6章分けして短編6本書けばいいと思うと、気が楽になりますし。そのために大事なのがプロット作りですが……長くなるので、次回以降にしましょう。

 先に説明した通り、ブログ上げはネット空間での私的な保存が目的です。プロバイダがなくなれば消えるので永遠ではありませんが。たくさんの人に読んでもらうことは想定していませんし、そんな出来ではありませんし、そもそも舞台は借り物です。

 いつか誰か一人でも完読する人が現れて、昔こんなゲーム作品と2次創作があったんだと思いを馳せていただく機会があれば、この小説は役割を果たしたことになるでしょう。

 さて、物語はようやく飛行機作りに入ります。創作の航空部長も登場します。ゲームでは今ひとつ存在感の薄かった主人公ですが、少しずつ本領を発揮していきます。読んだ方に応援していただけるキャラになっていれば、うれしいです。