二次創作小説「水平線の、その先へ」

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【閑話休題・給電着陸11】

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 イラストについては何回か書きましたが、原作はほかにも魅力的な部分がたくさんあります。例えば音楽。本作では紹介できませんが、元気な主題曲「Deep Blue Sky & Pure White Wings」は朋夏のイメージにぴったりで、エンディングの「青い空と白い翼」は個人的に沙夜子のイメージなんですが、しっとりしながらも爽やかさがあって大好きです。

 声優さんも魅力です。5人のヒロインもサブキャラも、とても合っていると感じました。でも一番は教官。作品では別の名前を使っていますが、あの大ベテランの若本規夫さんです。野性味と凄みのあるおじさまの声、技術は天下一品です。

 教官はまだ高校生の6人とつかず離れず、適度な距離を保ちながら、その成長を助けていきます。本作は特に後半の場面で、唯一の大人で人生経験のある教官の存在が、主人公にとって大きな意味を持つ構成にしています。これも若本さんの声で脚本を考えていたせいかもしれません。

 次章からは、合宿生活しながらの機体作りになります。6人の若者たちの奮闘を、応援していただけるとうれしいです。