二次創作小説「水平線の、その先へ」

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【閑話休題・給電着陸12】

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 給電着陸が一回空きました。というのも一日ほぼ一回のペースで更新しながら、十年ぶりに原稿の校正作業を並行して行っておりました。

 話が後半に入ってから三ルートを同時進行させていたことは前に説明しましたが、改めて読み返すとイベントが重なるため進行が遅く、テンポが悪くなっていました。そのためアップロード後も再チェックと削り込みを行い、後から二節を削除しています。だいぶスリムになりましたが、まだもっさりした部分があるので、今後も公開部分を削るかもしれません。ご了承ください。

 一番削ったのは、会長の絡むパーツです。あの人、物語のテンポとか考えずに勝手気ままに舞台を動き回るので……というのは冗談ですが、朋夏や湖景ちゃんの一直線な悩みに比べると、この方の表裏二面性は非常に描きにくいです。切り替わるスイッチがどこにあるのか、今ひとつ判然としません。たぶん苦手な人は、徹底的に合わないでしょうね。原作のシナリオからだいぶ変更を加えましたが、それでも物語づくりが一番難しかった人です。まあゲームは好きなキャラ一本でシナリオを展開できるのが魅力なので、苦手な人は無理せず、他のキャラを応援してください。

 物語は全体の四分の三ほどが過ぎました。マラソンで言えば、ここから心臓破りの丘に入りますが、年度末でいろいろたて込んでいることもあり、いったん更新をお休みします。四月頃に再開しますので、またよろしくお願いいたします。