二次創作小説「水平線の、その先へ」

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【閑話休題・給電着陸4】

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 4章終了です。最後に衝撃の展開となりましたが、この辺まではまだ原作も調子が良かったんですけどね……。会長の謎ぶりも少しずつ明らかになっていきます。

 ようやく元気娘の水面ちゃんが登場しました。宇宙科学会でない生徒でちょっとかき乱す存在は、原作でも小説でもいいスパイスなのですが、前半は顔見せ程度であまり出番は多くありません。小説上で彼女が真価を発揮するのは最後半、当分先になります。気長にお待ちください。

 小説内時間で18日が過ぎ、5章は飛行機作りが佳境を迎えます。原作では、この飛行機の製作から個別ルート用の選択肢が増えます。小説はルート4本を一本化していますが、しばらくは湖景・陽向ルートを中心に進行します。これはキャラ贔屓ではなく物語の焦点を飛行機制作に置くためで、小説上の主人公の役回りでもあるからです。(繰り返しますが、本作は恋愛成分は薄めです)

 原作では朋夏の訓練につきあったり会長とプールで遊んだりしますが、朋夏はほぼ走るだけで話の変化が小さく、プールイベントはほぼ削除しています。その分、朋夏と会長の関連イベントは創作も含めて適宜織り込んでいるので、影が薄くなるようなことはありません。なので4本同時進行でも原作の4倍ではなく2・5倍ほどの分量で収まっているかと思います。

 ここまでで小説のちょうど4分の1になります。まだまだ先は長く、最終話の掲載まで半年以上かかりそうです。ここで1週間ほどお休みをいただいてから、更新を再開いたします。